ざっく~(^ー^)
少し元気を取り戻して、無理をしない、我慢しない生活を、と考えているザクΧです。
この度、号外として、ちょこっと書きます。ネタバレになるかもしれませんので、お気をつけてお読みいただければ、と思います。
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今日は、芥川龍之介の短編集である『杜子春』収録の「杜子春」を読了しました。
この作品は残酷な表現を含みながらも、全体としては良い作品です。
背面に書いてある通りで、平凡に暮らせることがどんなに幸せか、と考えさせられました。今の自分は不幸も抱えてはいますが、それでも「とんでもない金持ちでも貧乏でもなく生きられていることが、平凡に暮らせることが幸せだ」と改めて感じています。
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杜子春というのは唐の国の洛陽(らくよう)の都に生きる青年です。その日暮らしにも困る、そしてある存在により大金持ちになったり。そんなことを繰り返したのち、「世間は冷たい、金のあるときにはお世辞・貧乏なら無視だ」と厭になってしまい、その「在る存在」に三度目のチャンスが来た時に弟子入りを志願します。弟子入りは認められたものの、見事、落第します。途中までは見事に耐え抜きました。しかし、耐える中で大切な存在と再会し、そこでドロップアウト。ですが、その御陰で「平凡に生きる幸せ」を見つけます。
杜子春は(とししゅん)と読むようです。
これは日本的な読み方です。舞台となっている唐の国(今の中国)では別な発音をするはずです。
今後もお話が残っていますので、他の短編を読み漁りたいと思います。
ここまで御覧頂きまして、誠に有難う御座いました<(_ _)>
感謝です🙏✨